下立口駅(おりたてぐちえき)は、富山県黒部市宇奈月町下立にある富山地方鉄道本線の駅である。駅番号はT36。
歴史
- 1922年(大正11年)11月5日:黒部鉄道により三日市駅(現在のあいの風とやま鉄道黒部駅) - 下立駅間10.1 kmが 開業。
- 1923年(大正12年)11月21日:下立駅 - 桃原駅(現在の宇奈月温泉駅)間7.1 kmが開業。三日市駅から桃原駅に至る全長17.2 km全線が開通した。
- 1943年(昭和18年)
- 1月1日:富山県内の全鉄道会社が富山電気鉄道を中心とする富山地方鉄道(地鉄)に統合され、同社の黒部線となる。
- 11月11日:旧黒部鉄道の路線は600 Vから1500 Vへの昇圧とプラットホーム改修等の工事が完了し、電鉄富山駅からの直通運転が開始された。
- 1968年(昭和43年)5月11日:貨物営業を廃止。
- 1988年(昭和63年)7月6日:待合所を改築。
- 1994年(平成6年)11月28日:ホームをスロープ付に改修。
架線を支える鉄柱は八幡製鐵所製でロールマークがはっきり読み取れる。近代化の遺産を見ることができる大正期の鉄道である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。無人駅である。かつては列車交換可能駅だった。1994年(平成6年)11月にホームが改修された。
利用状況
「統計黒部」によると、2019年度の一日平均乗降人員は45人であった。なお、2003年度以降の乗降人員は以下の通りである。
駅周辺
- 下立第5区集会所
隣の駅
- 富山地方鉄道
- ■本線
- ■アルペン特急・■特急
- 通過
- ■急行(上りのみ運転)・■普通
- 浦山駅 (T35) - 下立口駅 (T36) - 下立駅 (T37)
- ■アルペン特急・■特急
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 宇奈月温泉
外部リンク
- 下立口駅 - 富山地方鉄道




