左久良書房(さくらしょぼう)とは、明治時代に創業された日本の出版社である。

概要

1905年(明治38年)に関宇三郎が神田富山町に書籍販売業東明堂を開業。後に関が1908年(明治41年)に細川芳之助の経営していた左久良書房を継承した。近代文学史上に残る文芸書を多く出版したが、口絵の種類としては、創業の時期が遅かったこともあって木版のものは少なく、石版の口絵が多かった。木版の口絵を描いたのは鏑木清方、塚原千草であった。作家は岡鬼太郎、塚原渋柿園である。

脚注

参考文献

  • 山田奈々子 『木版口絵総覧』 文生書院、2005年

左久良書房/小杉未醒「漫画一年」

短冊 佐久良東雄 / 福地書店 / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」

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