ジャガイモンは、2008年11月13日から2013年3月28日までCS放送のテレ朝チャンネルで放送されていたバラエティ番組である。
番組概要
テレビ朝日で2001年4月から2008年9月まで放送されていた「虎ノ門」の後継番組。
「虎ノ門」とは違い生放送は一切行われず、また、全編ロケの時もある。
番組タイトルは第 1回放送にて決定。番組内で企画案を出しあっていたときに出てきたキーワードの一つ「ジャガイモ」から生まれたタイトルで、後から「虎の次はジャガーだからジャガイモン」という意味が付け足された。
出演者
- いとうせいこう
- 勝俣州和
これまでの放送内容
コーナー
- どうでもいい話
自分にとっては大事なことで、どうしても人に伝えたい話なのだが、他人にとってはどうでもいい話を披露する。
- もうちょっとの話を供養する
途中までは良かったのにオチが弱かった話やオチが成立しなかった話など、地上波トーク番組で使うには一歩及ばなかった話を披露し、ある程度話がたまってきたところで出演者全員が合掌し、供養した。
- クリスマスディナーショー
クリスマスの恒例企画。若手芸人がクリスマスをテーマにしたネタを披露する。タイトルに「ディナーショー」とあることから、いとうせいこうと勝俣州和はタキシードを着用し、テーブルにはワインを用意してディナーショーの雰囲気を出している。
当初は「音楽界で言う山下達郎のクリスマス・イブやワム!のラスト・クリスマスのような、いわゆるクリスマスの定番をお笑いの中から出していきたい」という目的で作られたコーナーだったが、2009年からは「クリスマスに寂しく過ごしている人を元気づけよう」というものになった。
- ふりかけを皆で考えよう!
全国各地のご当地ふりかけを試食し、最後には出演者それぞれがオリジナルふりかけを提案した。
- 水槽ロードショー
水槽をドラマの1シーンに見立てて、水槽の中を漂う金魚や水草などに出演者がアドリブでアテレコを行い、ドラマを完成させようというもの。
- どうするどうなる緊急会議
各出演者が今の悩みを打ち明け、他のメンバーが解決策を提案しあった。
- カンニング竹山単独ライブ
カンニング竹山がスタジオで単独ライブを開催。「全ての質問に答えます」と「オヤジの教訓」の二部構成。
- 写生大会 IN 沼津
「函館・大間を満喫しよう」の最中に行われた写生対決の結果に納得のいかないいとうせいこうがリベンジのために開催。
- いとうゼミナール
近畿大学国際人文科学研究所の教授でもあるいとうせいこうが、ゼミ形式で小説の書き方を講義する。
- カルチャースクール
ゲストが講師となり、自身の得意分野についての講義をする。
- あの人ならこんな伝説あるかもしれない選手権(第 2回より「伝説王」に改称)
大物芸能人や漫画の主人公をテーマに、架空の伝説を考える。
- フレッシュマン応援ネタ祭り
フレッシュマンを元気にするネタで鬱々とした気分を吹き飛ばしてもらおうというコンセプトで、若手芸人が社会人・フレッシュマンを題材にしたネタを披露する。
- 一発ギャグ王を探せ!
自ら考案したオリジナル一発ギャグで競い合いトーナメント形式で優勝者を決める。審査は勝俣州和とゲスト審査員が行う。
- ジャガイモン党 マニフェスト会議
勝俣州和幹事長、いとうせいこう選挙対策局長による架空の政党、ジャガイモン党のマニフェストを考える。経済対策や教育問題などのテーマに対して党員(ゲスト)が政策を提案、その中から一つを選出して党のマニフェストとする。
- 足利グルメグランプリ
栃木県足利市栗田美術館にて開催された第 1回足利グルメグランプリに参加。各ブースにてエントリーされたグルメを堪能しながらキャッチコピーをつけて回り、最後に「ジャガイモン賞」を決定した。
なお、この回は足利市のケーブルテレビ局であるわたらせテレビでも放送された。
- 最高のキス委員会
妄想大好きな「最高のキス委員会」メンバー(ゲスト)が、アニメキャラクターや海外セレブをテーマに、「もしもあの人とキスをするなら」という妄想を、シチュエーションやキスに至るまでのやりとりを織り交ぜながらマネキンを相手に実演する。
- 名言格言製作委員会
テーマに基づいたゲストの実体験エピソードから、オリジナルの名言・格言を作る。
- 新解釈漢字委員会
日本独特の文化をさす言葉を、中国人にもわかるよう漢字で表現する。最終的に勝俣州和が選定したものを、北京出身タレントである璃娃(レイアイ)に中国語で発音してもらう。
- せいこうさん勝俣さん いつもお世話になってますツアー!
ジャガイモン常連メンバーが、いとうせいこう・勝俣州和をとっておきの場所に案内し、おもてなしするツアー。
- KICK☆奇跡のサイキックSHOW
サイキック芸人であるKICK☆が、スタジオで自身の超能力を披露する。たらいロシアンルーレットなどに挑戦。
- ダンディー選手権
「ダンディーな○○」というお題で様々な競技に挑戦。最もダンディーだった男に「キング・オブ・ダンディー」の称号と副賞のダンディーグッズが与えられる。
- ジャガイモン党 政策委員会
架空の政党、ジャガイモン党が今後どういう問題を取り組むべきかを議論していく。1つの議題から様々な政策を提案する「マニフェスト会議」とは違い、各議員(ゲスト)が取り組むべき議題をプレゼンし、全員で討論する。そして「本会議行き」(採用)と「分科会で再検討」(不採用)に振り分ける。
- イマイチトーク
「今一番の○○」というテーマでフリートークをする。番組の最初に出演者全員で話したいトークテーマをカードに記入し、抽選でトークテーマを決める。
- THE天然記念人
芸能界に生息する「天然様」を保護するという趣旨で、このコーナーでは天然ボケの人を「天然様」と呼び、推薦者が連れてきた天然様の天然ボケエピソードを披露する。最終的に最も天然だと思われた人を「天然記念人」に認定する。
- 地球防衛軍 秘密戦隊 天然ファイブ
地球の危機を救うために作り上げた秘密部隊・天然ファイブの能力を検証する。メンバーは井戸田=天然レッド、さがね=天然グリーン、イーグル=天然ブラック、KICK☆=天然イエロー、山本=天然ブルー。地球の危機的問題に対して天然ファイブが解決策を提案しあうというものだが、テーマは地球温暖化のような実在する問題から、もうすぐ巨大隕石が衝突する、街中がゾンビだらけになってしまったという架空の問題、さらには子供のトマト嫌いを直したい、風邪をひかない方法を知りたいなどの身近な相談事まで多岐にわたる。
- 人生5大ニュース
良くも悪くも人生に影響を及ぼした5大ニュースをランキング形式で発表する。
- 新感覚ことわざ委員会
有名なことわざを、現代人でも理解しやすい言葉に置き換えて新ことわざを作る。
- 2012年を振り返ろう
ゲストそれぞれが2012年を表す一文字を発表、1年を3か月ずつ4つのブロックに分け、各ブロックでその一文字にちなんだエピソードトークをする。
- 放送100回記念 もってけ100円
放送100回を記念した大盤振る舞い企画。ゲストの芸人が1分以内の即興ネタを披露し、審査員の勝俣州和、相沢まきの二人から「○」の札が上がれば、放送100回にちなんで100円を獲得できるというもの。ネタはギャグ、物ボケ、ショートコントなど何でもOKで、2人以上のユニットでネタを披露しても良い。
- 神々のお悩み相談室
「お悩み箱」に届いた人間界の様々な悩み事・相談事を神様に扮した出演者たちが解決するというもの。出演者は皆月桂冠と白いローブを着用したギリシャ風の神様の格好をしており、「○○(各自の名前)の神」という名前になっている。
スタッフ
- 構成:高須光聖、木村圭太、矢澤春樹
- 企画:瀬戸口修
- AP:相馬恵美
- ディレクター:岡本光弘
- 演出:福岡和哉
- プロデューサー:杉村全陽
- 制作協力:respo
- 制作著作:テレビ朝日
関連項目
- 虎の門
脚注
![ジャガイモン のキャラクタープロフィール [ご当地キャラカタログ]](https://localchara.jp/data/character/251/4e72c2d7cb26a.jpg)



