貴島 桃隆(きじま とうりゅう、別名:喜島 登竜、1901年 - 没年不明)は、昭和時代の右翼(国際日本党総裁)、政治ゴロ、政治運動家(都政調査会会長)、総会屋(国際経済研究所所長)。
主な選挙歴
- 国政選挙
- 首長選挙
主著
- 『崩壊せんとする米国の財界』2版. - 経済タイムス社, 1931年
- 『犬養景気はどうなる?』- 経済タイムス社, 1932年
- 『不動産金融の知識』- 国際経済新報社, 1932年
- 『軍縮比率の崩壊』- 登竜閣, 1934年
- 『世界の観た満洲国』- 登竜閣, 1934年
- 『世界の観た満洲国』(改訂版)- 国際経済研究所, 1934年
- 『通商非常時の解剖』50版 - 国際経済研究所, 1934年
- 『日米協和外交とは?』-- 国際経済研究所, 1934年
- 『広田外交の対外反響』50版 - 国際経済研究所, 1934年
- 『歴代国務大臣演説集』(第1-3編)- 国際経済研究所, 1934年
- 『外交知識』- 国際経済研究所, 1935年
- 『歴代外務大臣演説集』全3巻 - 国際経済研究所, 1935年
- 『米国は日本の敵か味方か?』- 国際経済研究所, 1937年
- 『藤原銀次郎論』- 国際経済研究所, 1937年
- 『紙業国営論の提唱』- 国際経済研究所, 1937年
- 『歴代国務大臣演説集』- 登竜閣, 1937年
- 『大学を解剖する』(共著)- 早稲田新聞社, 1938年
- 『国民皆軍部』- 国際経済研究所出版部, 1938年
逸話
三島由紀夫 の『不道徳教育講座』の一節「公約は履行するなかれ」で貴島と小長井一の選挙公報が名指しで紹介されていて「当選の可能性が遠のくほど、公約も空想的夢幻的神秘的になって行きます・・・・・政治と理想主義との、昔ながらの反比例の関係が、こんなとこにもよく現れていると思います」としつつ、現実的な公約なら本当に実現出来るのだろうか?と皮肉っている。なお、この時の選挙は1959年の東京都知事選。
関連項目
- 泡沫候補




