大和酒造株式会社(だいわしゅぞう)は兵庫県明石市大久保町にある日本酒の蔵元である。
播磨南東部では、良質な米と水に恵まれて江戸時代初期より酒造りが行われている。明石は、神戸の「灘」に対し、「西灘」と呼ばれ、300年以上の歴史がある酒どころで酒造業を営む蔵元が多く存在した。2019年現在は、市内に酒蔵を持つのは6事業所となった。
沿革
- 終戦まで中国で酒造りをしていた。
- 1955年(昭和30年)に明石で創業した。
特徴
短時間でもろみを搾り、酒と酒粕に分ける「連続もろみしぼり機」を自社開発するなど、昔から続く酒造りの技に、最新の生産設備を融合。常に変わらない味と品質の酒を造り続けている。酒蔵内には、大きな7トン仕込みの貯蔵タンクがずらりと並び、生産量は市内最大。北陸地方から来た蔵人10人と力を合わせ、酒造りを行っている。
商品
- 代表銘柄は、大和鶴。(出来たお酒は、小売り販売はしていない)
アクセス
- 山陽電車「江井ヶ島駅」から西へ徒歩で約12分。
- JR駅(大久保駅・魚住駅)からは「Tacoバス」を利用。
- 停留所は「江井島サービスコーナー北」。
- 車なら、兵庫県道718号明石高砂線 「Aコープ江井島店」前の交差点から南に約350m。道は狭い。
同名の酒造会社
- 大和酒造(やまと)株式会社 佐賀県佐賀市大和町尼寺2620。
- 大和酒造(やまと)株式会社 奈良県御所市大字柏原313番地。
明石市内にある蔵元
- 明石市内にある蔵元の一覧。
脚注
外部リンク
- “日本酒物語(全国日本酒の口コミ・評価サイト)”. 2019年10月28日閲覧。
- “あかし文化遺産(酒造場)”. 明石図書館. 2019年10月28日閲覧。




