常念川(じょうねんがわ)は、静岡県静岡市清水区を流れる巴川水系の準用河川。
巴川で最も下流の右岸に合流する支流である。
地理
清水区南矢部の貯水池(所川堤)に源を発し、能満寺と八坂神社の間を北東に流下する。この地域においては「所川」とも呼ばれている。
庄福町より下流においては直線的な河道に整備されており、静岡市清水生涯学習交流館の前を通り、常念川水門をくぐって巴川と合流する。
なお、静岡市による管理名称は「常念川」であるが、同川には「浄念橋」「第一浄念橋」もかけられており、表記にゆらぎが見られる。
治水
1988年(昭和 63 年)までに津波対策として、巴川本流の堤防嵩上げと共に、常念川水門の整備が完了した。
但し、大雨や台風の高潮による潮位上昇に対しては(常念川の排水を妨げる)水門閉鎖ができず、浸水被害を防ぐことができない。 2020年(令和2年)5月現在、清水区松井町・幸町付近では、常念川護岸の嵩上げ工事が行われている。
脚注
外部リンク
- しずおか河川ナビゲーション



