ノシメマダラメイガ(漢字: 熨斗目斑螟蛾,学名:Plodia interpunctella)は、鱗翅目(チョウ目)メイガ科に属する昆虫。ノシメコクガとも表記される。体長は7~8mm程度の小さな蛾である。幼虫は植物油脂が豊富な種子を食害する害虫として知られ、玄米の胚芽部と糠層を食害したり、チョコレート、トウガラシをも食害する。なお、幼虫は何を食べても暗赤色の粒状の糞をするが、そのメカニズムはいまだ解明されていない。
名称の由来
成虫の羽の模様が着物の熨斗目に似ていることから名づけられた。
利害
保存してある米を食害することが知られる。毒性はないため、中身を陰干しまたは天日に干し、精米すれば、多少食味は落ちているが、十分食べることができる。
地方によって、これを「こくぞうむし(穀象虫)」ともいうが、コクゾウムシは鞘翅目であり別種。
ギャラリー
関連項目
- ガ
参考資料



